みなさん、QC検定の合格に向けて、勉強していますか?
できれば効率的に勉強して、QC検定に合格したいですよね。
本記事では以下のような人のために効率的に勉強するために必要となるQC検定の重要なポイントをまとめました。
・初めて受検するため何を勉強すればよいかわからない人
・効率的に少ない時間で合格したい人
ただ単に参考書を初めから進めていくのでは効率的とは言えません。時間をかけるべき箇所、さらっと流す箇所など各単元の重要度を把握し、効率的に勉強するようにしましょう。
QC検定2級を効率的に勉強するために、私の独断と偏見で各単元の勉強しやすさ/得点しやすさ/重要度をまとめてみました。
単元は私が勉強に使った「1回で合格!QC検定2級テキスト&問題集」をベースにしています。
QC検定2級の重要度まとめ
勉強しやすさ | 得点しやすさ | 重要度 | |
1章:基本統計量 | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ |
2章:確率分布 | ☆ | ☆☆ | ☆ |
3章:検定・推定 | ☆ | ☆☆ | ☆☆☆ |
4章:相関分析・回帰分析 | ☆☆ | ☆ | ☆☆ |
5章:実験計画法 | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ |
6章:サンプリングと検査 | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
7章:管理図 | ☆ | ☆ | ☆☆ |
8章:信頼性工学 | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆ |
9章:QC7つ道具 | ☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆ |
10章:品質管理の実践分野 | ☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ |
勉強しやすさ:勉強するのにかかる時間が少なくすむ(☆が多いほど勉強が進む)
得点しやすさ:勉強すれば、得点につながりやすい(☆が多いほど得点しやすい)
重要度:QC検定合格する上で重要(☆が多いほど重要)
以下に各単元について私の勉強した際の感想を記載しています。
1章:基本統計量
確率分布や検定・推定など品質管理の手法を勉強する上で基本となるところです。ここが理解できていないと次章以降が理解できないのでまず最初にマスターすべき内容。平方和の計算方法は超重要なので必ず覚える必要があります。
2章:確率分布
分布の種類が多々出てきて、まともに勉強すると時間がかかる内容。つまづくようであれば、さらっと流すのもありだと思います。検定・推定にも出てくるのでそちらの具体的な例題で学んだ方がわかりやすいです。
3章:検定・推定
一番難しく、苦戦するところ。時間もかかるし覚えることもかなりありますが、必ずQC検定2級には出題されます。検定統計量の種類が多々あるが、検定・推定の手順が決まっているため覚えれば得点源しやすいです。実際に色々な問題に触れていった方が理解がしやすいと思います。
検定統計量の整理のため、分布表と検定統計量の早見表を作成しました。
活用してもらえると嬉しいです。https://blog-syaka-gakepuchi.com/qc-figure/
4章:相関分析・回帰分析
ここもなかなか理解がしづらい箇所。公式を暗記すれば問題は解けるが、本質的なところの理解が難しい。理解はあきらめて、丸暗記するのもありだと思います。
5章:実験計画法
検定・推定と同様にパターンが決まっているので、覚えれば得点できる箇所。こちらも必ず出題されるのでしっかり勉強する必要あります。
6章:サンプリングと検査
サンプリングの種類、検査の種類などは丸暗記では対処できないため、きちんと内容を理解する必要があります。特にサンプリングの種類はよく出題されているのでしっかり抑えておきましょう。
7章:管理図
管理図の種類や管理限界の公式など覚えることが多いです。かつきちんと理解していないと問題が解けない可能性あり。勉強時間がない場合、捨てるのも手かと思います。
8章:信頼性工学
勉強すれば、得点が見込める箇所。理解もしやすい箇所だと思います。
9章:QC7つ道具
各手法の特徴や使う場面を理解する必要があります。覚えることは多いが、比較的覚えやすい。
10章:品質管理の実践分野
覚えることが多いですが、必ず出題されるのでしっかり勉強する必要あります。語句の穴埋めのパターンが多いです。「1回で合格!QC検定2級テキスト&問題集」は重要語句が赤文字で書かれているため、付属の赤シートで隠して覚えるのがおすすめだと思います。
まとめ
各単元ごとに私が勉強した際に感じたことをまとめました。本内容を参考にすれば、効率的に勉強できるかと思います。「1回で合格!QC検定2級テキスト&問題集」を使ってインプットし、「過去問題で学ぶQC検定2級」で問題を解きアウトプットしましょう。
以下のページで具体的な勉強方法をまとめているので是非こちらも参考にしてみてください。
下記に手法編、実践編のキーワードや頻出順を簡単にまとめていますのでみてみてください。
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